ユリコのWEBマーケッターチャレンジ日記

定年が見えてきたアラカンガールが一人前のWEBマーケターに成長するまで記録

執着の手放しかた

「こんなに一生懸命やってるのに、上手くいかない」

「どうしてもここにいたいのに、居場所がない」

ってこと、ありませんか?

 

思い通りになってなくても、

結果オーライなら、それでいいんです。

でも、いくら頑張っても結果が良くないものは、

ただ執着してるだけかも知れないので、

今一度、冷静に見極めてみてくださいね。

でないと、あなたの大切な時間と労力、何よりあなたの魅力や実力がもったいないことになっちゃいます。

 

いくらやり方を変えても、物ごとが上手くいかないとき。

私は、自分がそのことに「執着」していないか、

自問自答するようにしています。

 

私が「執着」を意識するようになったのは15年くらい前。

当時付き合っていた恋人に振られ、

どうにかしてよりを戻したい、

その方法を教えて欲しい、

必ず上手くいくと言って欲しいと

占い師を訪れました。

占い師に個人情報を心ゆくまでガンガン話して、

さぁ!私の求める甘い言葉を言ってね

と、ワクワクして待っていたら、

「あなた、この人のこと好きじゃないね。

執着してるだけだから、次の人を探しなさい」

「えーっ!好きですよ。大好き。他に素敵な人なんているはずがない!」

「いる。あなたが探しに行かないからダメなの。

彼への執着手放して探してごらん。

何かを手放せば、新しいものが入ってくるから」

 

「ん?新しいもの?他にも素敵な人?」

他にも素敵な人がいると言われた私は、

自分も驚くほど、呆れるほどのスピードで、

「彼のこと、好きじゃないかも」

と、彼への執着を手放しました。

 

自分が彼を好きではないと認めたら、

恋人がいない自分になってしまう・・・

それが嫌で、彼に執着していたのです。

執着があると、本質を見失いますね。

 

「そうか。執着かぁ」

それ以来、自分が執着していないかを

気にするようにしています。

 

でも、前職のポジションについては、

なかなか執着を手放すことはできませんでした。

「この年齢なんだから、管理職になってないとね」

そんな発想で安易に引き受けたポジションでした。

それでも、5年くらいはしがみついていたと思います。

いつもどこか自信がなくて、

でも、誰かにそのポジションが奪われるのが恐ろしくて、

だから、他人から自分がどう見られるのかを

いちばん気にしていました。

「バカだ」と思われるのが嫌で、

わからないことも「わからない」と言えず、

「頼りにならない」と思われるのが嫌で、

過剰に仕事を抱えて、ミスを連発。

部下との関係も良くない。

上司からのパワハラも、ミスのせいで拍車がかかる・・・

心も体もボロボロ・・・

 

「私、この仕事向いてないのに、執着してるかも」

ある時、ふとそう思いました。

「辞めたいな」

そう思い始めたころ、上司と大衝突を起こし、

強制終了となりました。

 

「次、どうしよう・・・

この年齢で仕事なんてあるのかな」

 

でも、会社への執着を手放したら、

すぐに、今の会社に繋いでくれる人が現れました。

 

そして、今、向いていないと思っていた仕事も

意外に楽しく、前向きにやれています。

もちろん、苦手なこともあるのですが。

 

さらに、このWEBマーケティングを学ぶ環境にも出会えて、

前職からは考えられないほど、

やり甲斐のある楽しい日々です。

 

執着を手放すコツは、

自分が好きかどうか、

心地良いかどうか、

勇気をもって向き合うことです。

 

不要なものを捨てなければ、

新しいものが入る余地はありませんから。

 

ということで、今日のTake Home Message 

「執着を手放せば、もっといいものが手に入る」